現代日本社会においては急速に高齢化が進行する一方、高齢者介護の担い手となる人材が大幅に不足しており、この人材不足の状況は今後さらに深刻化するものと言われています。こうした状況の下、私たち鴻池グループではいち早く、ホスピタリティ精神旺盛なフィリピン人と介護事業のマッチングに着目、特に就労面で有利な日系フィリピン人に照準を絞り、事業化を進めてまいりました。2007年にプロジェクトを立ち上げ、現地での教育カリキュラムから来日後のフォローに至るまでの体制を確立し、これまでに約50名の日系フィリピン人介護スタッフの教育・来日・就労をサポートしてまいりました。
そして2010年8月16日よりグループ内人材サービス会社である当社に業務が移管され、新たに一事業部として日系フィリピン人介護人材の紹介事業を開始いたしました。
受け入れの第一歩は、相手を知ることから始まります。実際に授業風景を見ていただいたり、病院や介護施設を訪問したり、フィリピン人と交流したりする中で、どのような国民性・有用性があるのか等を肌で感じていただきたいと思います。勿論、日本側の担当者やフィリピン側の担当者がサポートいたします。
弊社で行う一次面接・試験に合格した応募者の中から、お客様のご希望に沿う人材を集め、現地で面接会を行います。受け入れ先のご担当者様が直接応募者と会い、面接を行い、じっくりと選考をしていただくことが可能です。

1ヶ月間の基礎日本語講座を終えたあと、日本で介護スタッフとして働くために必要な日本語・介護の技術を、寮で共同生活をしながらセブドクターズ大学で約3ヶ月かけて学んでいきます。日本人の専任講師が常駐し、学習面はもとより、生活面の指導や日本で働くための心構えなども併せて教えています。
初めて日本に来る介護スタッフも多いので、フィリピンから日本、そこから各受け入れ先にスムーズに着任できるよう担当者が付き添います。また、日本での生活と仕事に早く溶け込めるよう、弊社フィリピン人スタッフと共に導入時のオリエンテーションを行います。
来日後に困ったことがあったり、心配なことがあったり… そのような場合には、弊社フィリピン人スタッフが電話で相談に乗り、問題解決のお手伝いをします。
戦前フィリピンに渡り、戦後も在留した日本人の子孫(日系3世・4世)、及び戦後日本人とフィリピン人の間に生まれた子供に対しては、日本で内容を制限されずに働くことのできる「定住者ビザ」が与えられます。そのため、当社では日系フィリピン人に対象を絞り育成を行います。
マニラに次ぐフィリピン第二の都市、セブ市を有するセブ州には150を超える島々があり、ダイビングを始とするマリンスポーツは勿論のこと、ショッピングやエステ、カジノを楽しむこともできます。日本から4時間強と近いこともあり、リゾートアイランドとしてますます注目を集めています。
セブ島にあるセブドクターズ大学は、医療系の総合大学としてアジア・中近東からの学生を受け入れており、特に看護士の教育に関してはトップクラスの実績を持っています。鴻池グループでは2008年に看護・介護スタッフの育成を共同開発することで合意、同年、1期生10名の教育を開始しました。
基礎日本語学習を150時間、その後、日本で介護スタッフとして働くための特別訓練コースに参加。介護教育(学科112単位・実技264時間)、中級日本語教育250時間のカリキュラムを終え、試験に合格した者のみに終了証が交付されます。
